半円型のドームテント。キャンプ場で見かけるたびに、「かっこ良いな…！」と憧れていた我が家。このたび、セールのタイミングでGETすることができました！数あるメーカーの中でも選んだのがこちら。
MOBI GARDEN（モビガーデン）のCommander245（コマンダー）です！
モビガーデン、初めて聞いた！という方もいるかと思いますが実はこちら、中国のメーカーなんです。ここ数年中国メーカーの勢いがすごいアウトドア業界ですが、最近では日本でも人気になってきています。
今回はそんなモビガーデンが販売しているドームテント、コマンダー245を実際に使用している感想や設営のポイントなどをご紹介していきたいと思います。
こちらのテントの購入を迷っている人の参考になれば幸いです。
Commander245の概要
まずは簡単にスペックを紹介。
| 総重量 | 19kg |
|---|---|
| サイズ |
500 × 500 × 250cm |
| 収容人数 | 3-5人 |
| フライシート素材 | 70D 230T ナイロン 0.3 x 0.3cm W/R PU2000mm Sil/Silver |
| インナーテント素材 | 本体 ：20D 透湿ナイロン0.25 x 0.25cm W/R ボトム：150D オックス PU4000mm W/R |
| ポール素材 | A7001 |
※モビガーデン公式サイトより引用
５mもある大型テントなのでとにかく幕内が広々なのがメリット。更に天井も高いので圧迫感もなく、245サイズはまさに大人数のファミリーに向いています。
Commander245の設営が独特すぎた
さて、早速キャンプで設営してみることに。胸を膨らませながらの初設営でしたが、色々な要因が重なり結果的には手こずってしまうはめになりました。
ポールが独特すぎた
ポールが入っている袋を開けてみてびっくり。なんと、何本ものメインポールがすべて繋がっていたのです。例えるならタコの足のように360度ポールが繋がっているイメージ。なんの情報も無いままポールを見たのでそれはもうびっくり・戸惑いました。
そしてこれは恐らくコマンダーシリーズの中でも245サイズのみこういったポール仕様のようです。
「この先の設営、うまくいくかな…」と心配しながらもポールを組み立てていきます。
説明書の「説明」が不十分で詰んだ
ポールを準備したら一般的なテントと同様にスリーブに通していく作業があるのですが、ここで再びつまづく事態に。ポールを差し込むためのハトメにどうやっても届かない。笑
説明書を何度読んでも分からず途方に暮れそうになりましたが、YOUTUBEにて設営している動画を発見し確認。なんと、大人１人がテントの中に潜り込み持ち上げるという手順が必要なことが発覚！
その時の我が家の様子がこちらです。（動画）
初回は2時間。だけど慣れたら20分！！
初回の設営が不安すぎて戸惑いすぎて2時間かかってしまったので、正直「このテント、設営がネックだな」と思っていたのですが。2回目以降、意を決して設営してみるとなんと約20分でテントの設営が完了！
初めてのタコ足状のポールに戸惑い、また説明が不十分な説明書のせいで初回はかなりの時間を消費してしまいましたが、やり方さえ分かっていれば実はスムーズに設営できるテントなのかもしれません。
ただし、245サイズは設営中に1人がテント内に潜り込んで持ち上げ、もう1人がその間にポールを固定していく作業があるので、少なくとも2人いないと設営できません。ソロキャンプや親子キャンプなどでの使用はかなり難しいと思います。
コマンダー245のレイアウト
コマンダー245はかなり幕内が広く、アレンジの自由度が高いと感じました。なんせ4人家族の我が家が、就寝スペースとリビングスペースをレイアウトしても窮屈に感じないくらいです。
まだ使用回数は少ないですが、実際に我が家がレイアウトした事例をあげてみます。
リビングスペースとインナーテントで住み分けレイアウト
まずはグランドシートを使用して、インナーテントとリビングスペースでレイアウトしてみました。寝床はワンタッチテントとコットを導入。これで家族4人寝られました！
【後日】ワンタッチテントを4人用に買い替えました
2人用のワンタッチテントが壊れてしまったため買い直すことに。そのときに夏用も兼ねて家族全員が入る4人サイズのワンタッチテントを購入しました！
テントにインするには結構大きなサイズ感になりますが、コマンダー245の広さが活かされてまだまだスペースに余裕があります。広くてよかった！
別売りのフロアシートでお座敷スタイルも可能
こちらのテント、別売りですがフロアシートも用意がありお座敷スタイルにすることが可能です。なのでフロアに直接就寝スペースを作るも良し、先程のワンタッチテントを入れるも良し。
ただ、フロアシートはテントに引っ掛けるような設営方法なので、床下からの虫の侵入や雨天時の浸水のリスクはあるかと思われます。
我が家の女子は虫が苦手なので、就寝用のテントを利用。夫のみコットで寝ています。
冬キャンプなど、虫の侵入リスクが少ないシーズンは就寝用のテントをやめてお座敷に直接マットなどを敷いて利用してみようとは思っています！そのほうが圧迫感も無いので。
ルームツアーの動画があるので、気になる方はぜひ御覧ください！
結論：買って良かった！かなり大満足
こちらのテント、使ってみてどうかという率直な意見は「買って本当に良かった」です。
そう思う理由がこちら。
- 設営がとにかく早い（20分で終わる）
- 幕内から景色が楽しめる
- 大きいのでレイアウトの自由度が高い
特に設営時間が早いことが相当助かっています。（初回あんなに手こずっていたのに）
慣れてしまえばあっという間に設営、撤収ができてしまい、もう他のテントに戻れないのでは？と思うくらいヘビロテしています…
季節問わず活躍してくれそうなテントなので、これからも色々と工夫しながら愛用していきたいと思います。
それでは、最後までお読みいただいきありがとうございました。
