【2022年4月追記】15回以上使用した後の写真を追加しました。ぜひ記事の後半をチェックしてみてください!
キャンプの醍醐味、焚き火タイム。火を囲いながら語るときって、普段口にしないような深い話が出来たりしてロマンが溢れちゃいます。
でも、焚き火って条件によっては煙が沢山出てくることありませんか?
- 煙たくて目に染みる
- 服に匂いががっつり残る
- 風向きが変わるとイスと一緒に場所移動(笑)
このように、煙が多い=ちょっとしたストレスになっていました。
そこで、「煙が出にくい焚き火台とかないかしら」と調べていたところ、二次燃焼の焚き火台は煙が出にくいということを知りました。
今回はそんな我が家が選んだ焚き火台「バッドボンファイヤー」を実際に使用している感想と、メリット・デメリットを紹介したいと思います。
二次燃焼の焚き火台の特徴とは
という疑問が湧き、調べてみることに!ざっくりまとめると、
一次燃焼で発生した煙(可燃ガス)を二次燃焼でそれすら燃やし、結果的に煙が出にくいという構造
ということです。また、煙を燃やすことにより、より焚き火も強く燃えるという効果も。
つまり、同じ薪の量でも二次燃焼の焚き火のほうが強く燃えるので、もっと火をしっかり楽しみたい人にもピッタリだということです!
そして燃焼率が高いので、燃えカスの灰もほぼ残らない!
煙が嫌で二次燃焼焚き火台のことを調べてみましたが、煙以外にもメリットが沢山あることを知りました。
Mt.SUMI(マウントスミ)の焚き火台「Bud Bonfire」
そんなこんなで悩みに悩んで、我が家が選んだ焚き火台がこちら。
Mt.SUMI(マウントスミ) Bad Bonfire(バッドボンファイヤー)
こちら、日本のメーカーであるMt.SUMIというメーカーさんの焚き火台です。もう日本っていうだけで既に安心感があります。笑
それでは、我が家がこの焚き火台を選んだ理由について早速ご紹介したいと思います!
選んだ理由1. 見た目がカッコ良い
まずは、何よりこの見た目ですね。めちゃくちゃカッコ良いです。
あまりこのような形の焚き火台を見かけなかったので、レイアウトのちょっとしたアクセントにもなって良いなと思っています!
選んだ理由2. コンパクトになる「組み立て式焚き火台」
バッドボンファイヤーの大きさは約50cmほど。ちょっと大きめサイズ。
車の積載量的にもあまり大きな焚き火台をチョイスするのは難しいのですが、こちらのバッドボンファイヤーは組み立て式。
八角形のこのカタチ、実は8枚のパーツを1枚ずつ組み合わせることによって完成するのですが、バラバラの状態だと結構コンパクトになります。
組み立てた際の高さは28cmですが、収納した際の高さは12cmになります。
専用の収納バッグも付属されているので特に買い足す必要もありません!
選んだ理由3. 大きい薪も入るサイズ感。かなり暖かい
先ほども記述したように、一般的な焚き火台に比べるとちょっと大きめサイズなバッドボンファイヤー。
薪を割らずともそのままポイッと入れることが出来ます!
しかもかなり良く燃えるので、薪が太くてもじゃんじゃん消費されます。
しっかり燃えているのに煙たいと思ったことは一度もありません。風向きを一切気にせずに焚き火が出来ることが、こんなにもストレスフリーだとは思いもしませんでした…!
思わぬメリット!焚き火料理では「火の安定感」が優秀
バッドボンファイヤーで焚き火料理にもチャレンジしてみました!
この焚き火台本体に直接網を置いて料理するのは困難だと思うので、我が家はDODのテキーラテーブルを、焚き火台をまたがせるようにセッティングしました。
DODのテキーラテーブルは厚めの鉄で出来ているので料理が可能です。
重たいダッチオーブンやスキレットも置くだけで加熱できるので、この組み合わせは最強だ!と思います。
このスタイルで料理をして気づいたこと。それは「火の安定感」です。
面白いくらいしっかり良く燃え続けるので常に同じ加減で加熱できる!
なので料理が不本意な結果(笑)になる心配が少ないと思いました。ちなみにこの日はステーキとカレーを作りましたよ!
良い焼き加減で大満足でした!またやりたい。DODのテキーラテーブルもオススメですよ〜!
Mt.SUMIの焚き火台「Bad Bonfire」のデメリット
このように、バッドボンファイヤーの焚き火台は我が家のキャンプシーンにおいてかなり良い働きをしてくれています。
煙が出ないというポイントだけでも嬉しいのに、暖かいしコンパクトになるしで我が家にはメリットだらけ。
しかし、どんなモノにもデメリットは多少なりともあります。
ここからは個人的にデメリット、もとい注意点をあげていきたいと思います。
デメリット1. 持ち歩くには結構重たい
大きいサイズでステンレス製のバッドボンファイヤー。その重さは約7キロあります。
専用の収納バッグには取っ手も付いているので、収納バッグの状態で持ち運ぶこと自体は重たいながらも難しいというわけではありませんが、
組み立てた後に持ち運ぶのはかなり重たい!
組み立てた後も台座の箇所に細い取っ手は付いていますが、その細い取っ手に7キロの負荷がかかるので重たいです。
灰はほぼ燃え尽きますが、残りカスのようなものは若干残ります。
焚き火台が充分冷めた状態で、焚き火シートに残りカスを払い落として包んで持って行くほうがラクかもしれません。
とりあえず持ち運びの際は十分注意した方が良いと思います。
追記:重たいのも時にはメリット!?突風でも倒れない
重たくて持ち運びが大変ではありますが、それが意外とメリットになることも。
以前、強風で有名なキャンプ場「ふもとっぱら」にてキャンプをしていた最中に風速15mの突風が吹き、周囲の焚き火台が倒れる被害がある中、こちらのバッドボンファイヤーはビクともしませんでした。
7キロの重みが思いもよらない形でメリットとなった出来事でした。
デメリット2. 組み立てのときは怪我に注意
8枚のパーツを1枚ずつ組み立てていく際、素手で行うと怪我をする恐れがあります。
またステンレス性なので指を切ったりする恐れもあります。
必ず手袋等をして、1枚ずつ焦らずに組み立てていくことをオススメします!
ちなみに、私のように金属が擦れる音が苦手な人は、組み立ての時金属が擦れるので苦手かも知れません。
そういう方は大人しく他の人に組み立てをお願いしましょう。笑
デメリット3. 後片付けの手間がかかる
使用後はやはり汚れがつきもの。
8枚のパーツを1枚ずつバラし、それを掃除しながら片付けるのはちょっと時間がかかります。
また、水分が付いたまま収納するとサビの原因にもなるので、撤収の際には逆算して早めに乾燥させることも大事だと思います!
2022年追記|15回以上使用した現在のバッドボンファイヤー
さてさて、購入してから早くも15回以上キャンプで使用してきたバッドボンファイヤー。その現在の状態がこちらです!
だいぶ使い込まれた感じになってきています。ちなみに毎回の手入れはウエットティッシュで汚れを軽く拭き取って乾かすだけです。
それでは、組み立てを分解したバッドボンファイヤーの状態はどうなっているのでしょうか。パーツをそれぞれ表と裏で並べてみました。
すす汚れはありますが、変形もせず使用感も変わっていません。裏は焚き火の際は見えないので汚れは特に気になっていませんし、表の色の変化はむしろ味が出て好みです!
最後にベースとロストルのパーツです。
ロストルもベースも、凹んだり曲がったりなどの変形はなく、特に問題なく使用しています。ロストルは一番汚れが目立っていますが、使用中は全く見えないパーツでもあるので気になりません。
トラブルも劣化も無く使用できているので、これからもどんどん焚き火を楽しんでいきたいです!
バッドボンファイヤーで「火」を楽しむキャンプを!
何点かデメリットもあげましたが、それさえ注意しておけば、焚き火台としてはかなり気に入っているアイテムです。
なにより他の焚き火台に比べると「火のクオリティ」が高い。焚き火台が違うと、こんなにも火の質が違うものか!と初めて感じました。
Mt.SUMI、恐るべし…!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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